連れて行ったのは、ジュディスの子供二匹、シンディの子供二匹の計四匹。
いずれもわが家を巣立つ予定の子達です。
ジュディスの子供達はブラウン・トービーの女の子とブラウンの男の子。
シンディの方は、シルバー・トービーの女の子と、レッドの白靴下履きの男の子。
みんな道中おとなしく車に揺られていました。
ご夫妻に撮っていただいた写真は、それぞれのオーナー様へのプレゼントです。
集合写真もお願いしました。撮っていただいた写真は、後日アップさせていただきます。
さて、このセッションをリクエストした時点では、子猫の数は全部で8頭でした。
この約1ヶ月の間に、3匹がそろぞれの未来のオーナー様の元に引っ越して行きました。
そして今日の朝はレッド君がお迎えの車に乗って新しいお家に。
新しいママの胸にしっかり抱かれている姿を見て、このお家に引っ越す事が彼の運命だったのだとあらためて思い、また安堵しました。 運命とかいうと大げさなようですが、縁というのはとっても大事な物で、それは「パズルのピースが収まるべき所に嵌る」ようなものだと思います。レッド君にも最高の幸せを・・・と願っていたところ、「このご家族だったらわたしがうれしい」と思える先が見つかり今回の縁組みとなりました。
新しいお家に着いてからの写真を見せていただきましたが、もうすっかり馴染んでいる感じの顔。送り出した側としては最高です!
いつになく早々と全員の行き先が決まりました。
寂しい以上に何かわくわくする思いでいっぱいで、本当によかった。
下の写真は、レッド君に旅立ちのためのグルーミングをするカッパ嬢。
普段は小さい子にあまり感心を示さない彼女が可愛がっていた弟分。
彼女流のお祝い伝え方なのかもしれません。
残った子供たちも8月にはそれぞれの終の住処に引っ越して行きます。
別れは寂しくもあり、また安堵の思いも運んでくれます。
無事に生まれてくれたこと、母猫からさんさんと輝く太陽のような愛情をいっぱいに受けていたこと。
おばさんやおじさん猫達から猫社会のルールを時に厳しく/時に優しく体をはって教わり育って来ました。
これからは、新しいお家でそれぞれの個性を伸ばして行く番です。
バトンは新しいご家族に引き継がれました。
子猫をご家族に迎えてくださった皆様、ジュディスとシンディが精魂込めて育て、わが家の大人猫達が教育を施したこの子達。
どうぞ、家族の一員として末永く可愛がってやってください。
よろしくお願いいたします。
えんどうやすゆき、由加里