6月8日の金曜日。
会社の帰りにスーパーに寄った。
その帰り道。
新しい出会いが!
誰が予想していただろう!
早い話が、捨てられた猫を拾ってしまった。
スーパーで買い物をして外に出たら、『みゃ〜、みゃ〜』と言う可愛らしい声が聞こえて来た。
声は、6m道路の向こう側にある家の裏庭あたりから。
「猫さんの声だ」、という相方の言葉で二人でどんな子か見てみようと道を渡った。
そして、低木の枝の途中に“彼”がいた。元気な声で『みゃ〜、みゃ〜』。 木から降りれないのかと思って手を差し伸べたら、手に移って来た。
思わず抱っこ!
それがいけなかったのだが、地面に降ろしても着いて来てしまう。
道を隔ててスーパーがあるせいか、車の往来が激しい。
そこに通りがかりとおぼしき初老の男性が、「その家は空き家だよ。
だからその猫は捨て猫だ。」と言って通って行った。
その一言が決定打となって、結局、拉致(連れ帰り)してしまった。
正直連れて帰る途中もさんざん悩んで、一度茶畑で降ろしたものの、ここでは間違いなく飢え死にしてしまう。
「ドンやレオンはどう思うだろうか・・・」と不安な思いで一杯。
「男の子で良かった・・・」、「捨てられていたにしてはやけにキレイ。
家の中で飼われていたのか」、「ピンクの肉球が可愛い!」等々、ウダウダ話しながら無事帰宅。
玄関を開けると、いつものようにドンとレオンがお出迎え。
つづく