12月14日のCREDOのショーに関し、どうしてもこのブログに残しておきたい事柄がいくつもあり、雑感という形でページを付け加えました。 内容的に他所で書いたものと重複する部分も多々あるかもしれませんが、よろしければもう一度お付き合いください。
キツン29頭、チャンピオン41頭、アルター10頭、HHP4頭の計84頭が参加。
凄い数です! こんなに多く出陳されているショーに参加したのは初めてかも知れません。
今回のショーの特徴:
1. リングの後ろに並べられているケージがステンレス製(たぶん)で銀色。
TICAの通常のショーでは、ピンクやブルーのケージが使われます。
※ 写真のジャッジは友成晴世ジャッジで、このショーの主催者でもあります。
審査中の猫ちゃんは、パーティーカラーのメインクーンの女の子。
名前はモナカ ちゃん、8ヶ月です。
彼女は凄い奇麗な猫ちゃんで、幾つものファイナルに残っていました。
個人的な感想ですが、猫を扱う時のジャッジは様々な表情を見せてくださいます。
友成ジャッジは常に微笑みながら猫に話しかけるタイプ。
どの猫に対して も知り合いのような表情のように見受けます。
わが家のアルは最近ワンワン言う状況ですが、そんな態度もジャッジの前では上手に受け流されています。
2.リングのケージの後ろ側の壁の汚れ防止用ビニールが白色ビニール(※)。
また、背景が白いために、写真でいうレフ板の役目 を果たしてくれている効果もあるようです。
普段より正面を向いている皆の表情がくっきり見えました。
でも、何と言っても一目見て感じたのは高級感。
晴れ舞台に全員がスポットライ浴びて審査を待っている図。 どの子も主役。 リングというショーで輝いていました。
一見小さな工夫のように感じられるかもしれませんが、“隅々まで心配りが行き届いている”、こんなキャットショーだと、出して良かったともう この時点で120%の満足感です。
(※)この白色シート、価格としては高いものとのことです(関係者の方からうかがいました)。
どこにお金をかけて、どこを抑えるか。 ショーを運営する ことの難しさを痛感しました。
1.と2.による効果は、出陳されている猫ちゃん達が凄く奇麗に見えること。
各リングの審査待ちケージの背景が白であることに統一感と清潔感があり、ショー的要素が高まった感がありました。
個人的には、こういう感じ好きです。 (今回のケージはCFAから一式お借りしたそうです、うかがった話では)
3.ロゼッタに色々な種類がありました
リボン使いがカワイイ! クリスマスを意識したもので、こんなところにもこだわりを感じます。 全てが新しく用意したものでは無いようで、リボンを替えたり、不要な部分をカットしていたり。
アイディア満載のロゼッタです。 同じファイナルで同じ種類のリボンを戴けるとは限らない!
猫の顔と耳付きロゼッタ! |
初めて見ました!
これ欲しかったのですが、ファイナルに4つも残ったのにこのロゼッタとはご縁がありませんでした。 無念・・・ (こうなると物欲の権化ですね:笑)
4.ケージカバーコンテスト
知り合いがクリスマス・バージョンのケージカバーを掛けていて、賞をもらっていました。
このコンテストのために、かなりの方が趣向を凝らされていました。
イルミネーションを点灯させている方、クリスマスのオーナメントをぶら 下げている方、いろいろでした。
ショーの楽しみ方っていろいろあることにあらためて気が付かされました。
総論としては、凄く楽しいショーでした。
キャットショーは“見せる”側と、“見る”側がその都度入れ替わる複雑な要素を持っていると思います。
今回のショーはお祭り的な要素がしっかり盛り込まれており、毎回のショーがこんなだったらいいなと思える感じです。
あわせて、自分が“キャットショー”をどのようにして楽しんでいるのかも考えさせられました。
毎回本当に楽しんでいるのだろうか? 勝ち負けに対する思いに走っていないか?、見栄とか欲でいっぱいになっていないか?
もしこんな自分中心の発想で参加しているとしたら、うちの猫達に申し訳 ない限りです。
参加する猫だけが主役ではないはず。 うちは多頭飼なので、お留守番をしてくれる子達もいます。 正直彼らの協力がなければショーに参加 するのは難しくなります。
元気でいてくれること、みんなで仲良くしてくれていること等、後顧の憂いが無い状態を維持してくれている子達にも感謝です。
彼らに渡すロゼッタはうちの場合はただいまの“ささみ”です。
皆に感謝の日々です。
この写真はお留守番組の一部です。
全員集合の写真は未だ撮れていません。
お留守番組、現在14匹。