以前にも書いたかもしれませんが、アインシュタインは夢のような縁がもとで出会うことのできたメインクーンでした。
「ブリーダーとして、いつかチャンスがあれば海外からも猫を迎え入れたい・・・」
そんな漠然とした夢が、早い時期に現実のものになるとは、正直考えていませんでした。
May be I have written this similar things before but would like to repeat how we met and welcomed CASCADE Mtn. Einstein.
“As a breeder, if there is a chance, would like to have Maine Coon kittens from overseas…” was one of our dreams.
Moreover, I never thought of this happen so quickly.
そのご縁となっ
たのは、確かこの写真でした。
これは、昨年私がフェイス・ブックにアップしたレッド・クラシック・タビーのヴィクターの写真です。
この一枚の写真がアインと出会うきっかけとなりました。
ある日、ヴィクターの写真にアメリカからコメントが付きました。
コメントの主を見たら、アメリカのメインクーン・ブリーダー、ケミクーンズのリズ・ハンセンでした。
リズの猫達については、そのショーでの活躍ぶりをTICA本部のサイトで見たりしていたので知ってはいました。
が、アメリカのブリーダーがコメントをくれることがある・・・まったく晴天の霹靂でした。
いろいろなやり取りをするうちに、話が海外の他所のキャッテリーに及びました。
どこのキャッテリーの猫に興味があるかという話から、実は2年ほど前からベルギーのキャッテリーにコンタクトしていることを伝えました。
相手は、Tealc、IndiというIWになった男の子キャッテリーだと。
待っている順番は、アメリカのキャッテリーとベルギーの次であり、しかし、中々彼らの後腹が生
まれず、待っているということも。
リズから返ってきた返事は驚くべきものでした。
実は彼女も、そのキャッテリー、Pajocoonsの子を待っているとのことでした。
アメリカのキャッテリーとは、リズの持つChemicoonsのことだったのです。
世の中は本当に狭い!
そんなご縁や、ブリードに対する方向性の一致もありFB上とはいえ、実に有意義なやり取りをさせていただくことになりました。
And I think this photo was the very one which led us.
This is one of the photos, which I uploaded on the Facebook. A photo of our Red Classic Tabby Boy “Victor”.
This was the very thing, which finally tied us to Einstein.
One day a comment was been added to this photo.
It was written by a US Maine Coon breeder, Liz H. of CHEMICOONS
I knew her name and her cattery through TICA and her own website.
A breeder who bread Female International winner and many other winners in both IW and RW.
I was so surprised to have a comment from her about our boy.
We exchanged message a lot and happened to write about our future plan.
I wrote about I am expecting a boy from PAJOCOONS but still waiting for the offspring to be born.
Her reply to my message was really a surprise.
She wrote me that she was also waiting for a boy to be born!
The one who is on the waiting list of PAJOCOONS was her!!!
I think this coincidence led me to become closer to her.
One day she informed me that her friend has now available kittens that she thinks high quality.
わが家の現在のメンバーの話ももちろん出ました。
今後の方向性の中で、実は男の子が一匹ではなく二匹必要だと感じていることも。
ただ、次世代を担うメンバーになるため、急がず、慎重に考えていることも伝えました。
そんなやり取りをしてい
る中、「ちょうど親しい友人のキャッテリーで子猫が産まれているが興味はあるか、あれば話を繋ぐが?」とリズが具体的な話を持ってきてくれたのです。
ちょうど、そこのキャッテリーにも行くので、先方に話してみて、また子猫達も見てきてくれると。
そこからは、話がとんとん拍子に進んでいきました。
リズが訪問している間に、先方との話が進んだとのことで、またFBを通して進捗状況をすべて教えてくれました。
それは、まるで実況中継のようでもありました。去年の7月の頃のことした。
相手のキャッテリーの名前は、カスケード・マウンテン。
場所はワシントン州の郊外で、わたしが子供の頃住んでいたオレゴン州のポートランドからたった20分ほどの所に位置していました。
私にとっては偶然がいくつも重なっ
てくれたとしか思えませんでした。
チャンスである以上に、この重なりはもう大げさに言えば運命の導きのような感じでした。
自分の感覚に従い、気が付けば素直に流れに乗っていました。
カスケード・マウンテンのスーザンが送ってきてくれた彼の写真がこれです。
She told me that if I am interested she could connect me to them.
I told her that we are looking for 2 boys now and one will be PAJOCOONS and another could be the her friend cattery boy. She told me that she has a plan to visit so she can meet the boys too.
Suddenly this big chance started to move quickly.
She updated me during her visit through FB. (Thanks to the IT technology!) This was happening on 2011 summer.
The cattery name was CASCADE Mtn.
CASCADE Mtn. Cattery is located in Washington, only about 10-15 min. ride from Portland airport. It is also close to the place where I lived in my childhood too.
This was more than a chance, may be a fate!?
Already I was not thinking, just decided to follow this stream.
This brown boy’s photo is one of the photos which Susan M. has sent me.
母猫がブラウン、父猫がブラック・ソリッド。
わたしの目を強く惹いたのが、色の濃いブラウン・クラシック・タビーの男の子でした。
この子が、後にアインシュタインと命名され、今わたしの横に居てくれている子です。
アインの兄弟姉妹はどの子たちも力強く、大変きれいな横顔をした子達でした。
後は、わたしたちが思う子を、男の子でも女の子でも日本に出してくれると。
日本の検疫条件を満たして海外から猫を迎えるには、約300日ほどかかります。
生後11ヶ月前後まで猫を預かってくださるブリーダーを探すのは中々難しいのが現状です。
まして、実際にあったこともないのに、本当にありがたいお話です。
早速、わが家の隅から隅までを写真に取り、スーザンに送りました。
His dam is brown and sire is the black solid.
My eyes were caught-up with the dark brown colored boy.
This is the very young photo of the boy whose name is now Einstein.
Einstein’s littermates were all strong looking and had a beautiful profile.
We were told that we can choose by ourselves.
To meet the Japanese quarantine rule, it takes about 300 days.
It is quite difficult to find a cattery who agrees this condition.
And as a matter of fact Susan and Blair of CASCADE Mtn. never met us.
I took bunch of pictures of our home, and sent it to Susan and Blair.
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アインが眺めていた空 |
そしてスーザンとブレヤにこの子猫がやがて日本に来てくれるのなら、われわれがお迎えに行くと伝えました。可能であれば飛行機の客室に乗せてと。
数えきれないほどのやり取りをし、またアインの写真をことあるごとに送ってもらう中、話は進んで行きました。
And if we can have their kitten, we shall visit them and hand carry the kitten.
So many emails has been exchanged and so many photo of Ein has been set out from Susan.
振り返って考えれば、アッと言う間だったような気もしますが、時に、夢ではないか、夢なら覚めないで欲しいと思ったことが何回もありました。
Looking back I feel like it was just a glance but I remember that I felt “This must be a dream and if so I do not want to be awaken!”
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アインの生まれ育った家 |
11ヶ月の長期にわたる待機期間を快諾してくれたCASCADE Mtn.のSusan と Blair M. 夫妻に感謝です。
また、このご縁を取り持ってくれたCHEMICOONSのLiz H.にも感謝の意を表します。
アインの名付け親は、仲介の労を取ってくれたLizにお願いしました。
Lizの本業は化学の教授なので、選んでくれた名前はやはり化学つながり。
カスケード・マウンテンのキャッテリー出身で、リズの付けてくれた名前に最後にわが家のキャッテリーネーム。
決して尽きることのない感謝の気持ちを残したく名付け親になってもらった次第です。
迎えに行く日ための飛行機を予約してからは、もうどきどきの日々でした。
初めにシカゴに立ち寄ってリズに会い、それからオレゴン州のポートランドに行ってスーザンとブレアに会う。
われわれの仕事の都合で日程は4泊6日という非常に短いものでした。
日本入国のための検疫審査の書類も完璧に整っており、あとはアイン連れて帰るだけ・・・のはずが。
飛行機会社の突然の規約変更ということで、予定していた帰国便ではアインを客室に連れて入れなくなってしまう、というハプニングが発生。
仕方なく、帰国は二手にわかれ、急遽相方とアインは新たな片道切符を購入。 成田で待ち合わせることとなりました。
So many thanks to Susan and Blair M. Thank you for holding Ein for 11 months long.
Also thanks to Liz H. for introducing this wonderful cattery, without you, I never had a chance to meet such a wild looking super “Gentle Giant”.
About this CASCADE Mtn. boy’s naming, we asked Liz to become his God Mother.
Liz is a Chemistry Professor and is a Dr, so she chose the name “Einstein”.
A boy from CASCADE Mtn. Cattery, and to show our appreciation to Liz, now he has the name Einstein!
After we reserved our flight, everyday was so long .
First we stopped at Chicago and met Liz, stayed there for 2 day and then moved to Portland to visit Susan and Blair. 4days 6 nights was a quick trip.
To bring Ein to Japan, all the documents were perfectly prepared and nothing to worry about…
Because of the sudden rule change of the flight company, we were not allowed to bring Ein in to the cabin. So we decided to be separated and Ein and Yasuyuki used other flight and promised to see each other at Naritta Airport.
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アインの実家の庭に現れた若い牡鹿三頭! |
わたしの方が先に成田に到着。待つこと3時間あまり。
相方とアインも無事に日本に降り立つことができました。
検疫にかかった時間は僅か10分。
ポートランドからの直行便に切り替えた便は、機材トラブルでポートランドの飛行場で2時間半ほど待機したとのことでした。
せまいキャリーの中で飲まず喰わずでガマンし続けたアインがわが家に到着したのは23:00頃。
長い長い旅路もやっと終わりを告げてくれました。
9月にはもう一匹、男の子がわが家に来てくれる予定です。
この二匹の男の子達を迎えることがわれわれの夢でした。
わが家も今年は世代交代の時期です。
新しいメンバーが加わることによりさらに健康で穏やかなメインクーンが誕生してくれることを期待している毎日です。
Long, long journey of his finally reached to an end.
I was the one who arrived first and had to wait for Ein and Yasuyuki for 3 hours.
Medical check for Ein took only 10 min.
The flight they took from Portland had some kind of craft trouble and they had to stick inside the plane for more than 2 hours.
Ein who was locked inside the carry without eating and drinking reached our place around 23:00.
In September, another boy is to join.
Having these 2 boys were our big dream. This year will be the year for new generation.
I hope having Ein let us expand our cattery future!
Welcome Ein!
Welcome to Japan!
Welcome to us!