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Friday, April 26, 2013
ABDP / いぬねこ献血の会
本日仕事から帰ってのぞいた郵便ポストに封書が一通。
先日、申し込んだ”いぬねこ献血の会”からの検査結果報告でした。
これで、遠藤マイケル(違和感ありありですが)は、A型の血液供血猫となりました。
システムはいたって簡単で、
ひょんなご縁から、わが家のケル吉さんことマイケル、「いぬねこ献血友の会」に入会することになりました。
本猫が手をあげてなりたいと申し出たわけではもちろんありません。
入会した会は所沢の小動物医療センターが窓口となっているもので、健康であることの他に、年齢を含むいくつかの条件があります。
小動物医療センターは、通常の動物病院とちょっと違って、二次機関という立場にあります。
通常行っている病院から紹介状をもらって行くところで、基本平日しか診療を行っていません。
夜 21:00以降は、小動物の救急医療センターとなり、勤務する先生の顔ぶれも変わるようです。 この時間帯に何回か行ったことがあるのですが、救急医療センターとなると診断に関する話も「最悪の場合は・・・」的なものとなるようです。
それほどに、危機的な患蓄が多いということなのだと思います。
わが家は、幸にもこの「最悪の場合は・・・」に当てはまることはありませんでした。
このセンターに、供血感謝状というものが3箇所に貼り出されています。
この病院で輸血が必要になった時にドナーとして血を提供してくれ本犬、本猫の顔写真付きの感謝状なのです。
また、病院内には供血猫が三匹暮らしているそうです。
感謝状には同じ子の違う写真が何枚か貼り付けられてもいて、その子達が複数回献血をしたことがわかります。
病院内で暮らしている供血猫さん達のフォトブックもあり、彼らの小さい頃から今に至るまでの写真も見れます。
こんな形で、困っているわんちゃんや猫ちゃん達のお役に立つことも出来るのだな・・・と、待合室で診療の順番を待っている時に思い、思いきってケル吉さんを登録することにしました。
あと、わが家の生れのメインクーンも登録しようかなと考えたりもしましたが条件の中に「未出産」と言う項目があり、女子組みはほとんどアウト。
他所のキャッテリーから来た子たちもパス。 献血登録に関しては、私自身の考え方があるので、これを他所からわが家に来てくれた子達に勝手に当てはめるわけには行かないということです。
で結局、年齢や健康具合等々全ての条件に間違いなく適合するケル吉さんがわが家からの登録猫第一号となりました。
病院で採血をし、血液型の結果と登録証が今週の初めに届きました。
血液型は、"A"型。 病気もなく健康体。
あとは、A型の血液が必要になった時に私の携帯電話が鳴るという仕組みです。
動物と関わる方法は多岐に渡ると考えています。
里親になる方法もある。 地域猫と助ける関わり方もある。
わが家の場合は、ブリーダーという形で猫と関わっていますが、その他にわれわれが出来ることは何かとずっと考えていました。
自分の中での考え方が長いこと象を結びませんでしたが、小動物医療センターの壁に貼ってあった感謝状が大きなヒントとなりました。
この先どれぐらい辛い思いをしている猫達のお役にたてるかわかりませんが、小さなお手伝いができればと思います。
結局、「人間は何もしないで猫にばかり・・・」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
確かにそうかもしれません。 われわれに出来ることは、会員となったケル吉さんが健康で献血の要請が来た時にすぐに応じられるようにすること。 それだけかもしれませんが、この小さな一歩が少しでもお役に立てればと思います。