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Tuesday, September 23, 2014

A girl called Teo / テオという名前の女の子


8月中旬の予定が約1ヶ月遅れて、ジュディスとあかたすの娘のテオがわが家を巣立ちました。
ブラウン・トービーの美しい色をした女の子。 正式名は伝説のバンド”クィーン”の曲名そのままのTeo Toriatte。

以前にも書きましたが、テオは3匹生まれた中の紅一点として、われわれの寝室のロフトで二番目に産声をあげました。 男の子と同じくらい重く、赤ん坊ながらにしっかりとした子でした。 額のMの字の左半分は父親のあかたすと同じ赤い色。 その部分は生まれた時からはっきりしていたので、この子の性別だけはすぐに特定できました。

無事に三匹を産み終わったジュディスは満足そうに横たわり、この日から彼女の不休の24時間子育て体制がスタートしました。
ジュディスは前回の出産でくろたす一匹を産み、満二週間にして母親業を終わりにしてしまいました。
そんな経緯もあり、今回のジュディスの出産には大分気を揉みました。
無事に産んでくれるのか・・・、育児放棄したら・・・、いったい何匹だったら代理母親業が可能か・・・
わが家では出産は通常われわれの寝室で行われ、生後約3ヶ月まで母子共にのんびりと暮らしてもらいます。
今回は、同じ時期にシンディが出産予定だったので、2組の子供達が部屋を共有予定でした。
母猫達は出産予定日の約2~3日前から寝室に引っ越します。


今回もいつもと同様だったのですが、ジュディスはロフトを選び、そこに置いてあったキャリーを出産箱として選びました。
実はシンディもロフトでの出産を計画していたようでしたが、そこは早いもの勝ち!
出産を一日早く迎えたジュディス、ベスト・プレースを確保しました。


よほど場所が気に入っていたのか、大きめのキャリーで子供たちに授乳し、お世話をし、あやしていました。
それは、それは幸せそうな顔をしており、前回とは猫が違ったかのようでした。(前回は産後の鬱状態のようでした・・・)
一匹一匹をものすごく可愛がり、文字通り舐め倒していました。
あえて付け加えるならば、ほんの少し多くテオを可愛がっていたような気がします。


3匹は愛情を一身に受けて、元気で陽気な子達に育ちました。

中でもテオは一番好奇心旺盛で、あまえ上手で、その分ちょっぴり余計に母親の気を引くことに成功していたようです。
生まれてから日を重ねるにつれ、性格や表情がはっきりし来るのを見守るのは、いつも通り楽しいことでした。

そんな中、テオの新しいご家族の話しが進んで行きました。
そこから弾みが付いたように、テオの兄弟、のちのラルフ君とオレオ君のお引越しも決まりました。
そして、時を同じくしてシンディの子供たちにも素敵な家族が見つかって行きました。

一番最初にお引越しが決まってた子が、わが家を一番最後に後にするとは・・・
まだ生後5ヶ月のような気もしますし、もう5ヶ月・・・


わが家に残るハーブの大事な遊び友達が居なくなってしまいます。
ハーブは、テオが大好きなようで、何かあるとテオを”守っている”感じでした。
明るく陽気、掃除機大好きなテオ。
新しいお家でも、今のまま、変わらず大きくなっていくと思います。


テオ、素敵な思い出を一杯ありがとう。
少し長くわが家に居てもらってしまったね。
これからの日々は、きっと今よりも素晴らしいものになるはず。

今回のお届け役も再びえんどうです。
テオにも涙を見られないですみました。(ただ、出発日が休日だったので、成田まで送りました・・・)


とうとう、4月生まれの最後の子が手元を離れました・・・


皆、素敵な時間をありがとう!

いつもか言うことだけど、わが家のことを早く忘れますように!
君達がママとパパから受け継いだものは全部、体の中に息づいているから思い出は変わっても大丈夫なはず。

テオのこれからも素敵なものでありますように!

いつまでも、テオのままで!