リーボック、正式名はレベッカですが、10月にショーに再びチャレンジしました。
今年の4月に子宮蓄膿症を煩い、現役を引退。
ジュデイスとヴィクターの3頭の娘のうちの一頭です。
姉妹のうちでは一番体が大きく、そのせいか子供を授かる機会には恵まれませんでした。
先輩のお家に行ったフレイヤちゃん、アルゼンチンに渡った武士道とわが家に残っているかっぱがリーボックの兄弟姉妹となります。
現役の時にショーに一回出て、チャンピオンとなり、デビュー日がそのままショー引退の日となりました。 ショーは好きでは無さそうだったのと、姉妹のかっぱの成績が良かったので、お留守番組に回ることになったのです。
家で、好きなように暮らし、体が大きい分“姐さん”的に女子組のナンバー2のポジションを占めていたリーボック。
現役を引退してから、穏やかな一面を見せることが多くなり7月に生まれたくろたすの子供達の面倒を楽しそうに見てくれています。
くろたすの子供達は9月に母親を無くしたぶん甘えたい気持ちが猫一倍強く、そんな子供達の良き代理母の役目を引き受けてくれています。
猫数が多いので、リーボックと家でゆっくり向き合う孤児間が少なく・・・
などど理屈を捻り出し、彼女がとっても素敵な大人猫に育ったことを伝えたくて、実に2年近くぶりにショーに連れ出しました。
赤い色が入った三毛でなければ、男の子と間違われるほど大きく育ったりリーボック。
アルター(避妊去勢)部門は参加頭数が少なめなのも幸いして、いっぱいのファイナルに残ることができました。
一回目のショーでは、多少戸惑い気味ではありましたが、二回目のショーでは何を審査されるのか何となくわかったようでう、終始落ちついていました。
もう数回一緒にショーに参加してもらおうと考えています。
どの子にもそれぞれ素晴らしい個性があり、一緒に住んでいる私にとっては、誰も”その他大勢”の中の一頭では決してありません。
ショーに参加するとかしないとかは、個々の性格によるもの。
武士道の影に隠れ、かっぱの影に隠れ・・・子猫の影に隠れて彼女を見失っているわけではないこと・・・そんな思いがリーボックに伝われば、と・・・