愛しの"ど根性"レイラ
レイラは5/3にカナダから私と一緒に日本にやって来ました。
本当はレイラひとりでゆっくりと寛げる部屋(われわれのベッドルームか息子の部屋)を用意してあげたかったのですが、両方の部屋とも赤ちゃんねこ達の育児室になっていて望み叶わずでした。
レイラの生活はわれわれのの寝室内にあるロフトでスタートしました。ロフトと言っても7畳ほどあるので本来は結構広いのです。中程度の高さのキャットタワーと低いサイズのキャットタワー、それと結構な量の荷物に囲まれた場所。そこで約一週間私と過ごしました。
日本語の覚えも早く、カナダにいた時に一緒に寝起きを共にしたのと、彼女の大らかな性格とで比較的順調なスタートでした。
唯一困ったのは生後3週間になったばかりの5匹の子猫を育てていたドロシーとの関係。母として子供を守ろうとする当たり前の行動のため、ドロシー・ストップによりレイラの行動範囲には制約がありました。
部屋の中で自由に行き来できるのはロフトとベッドルームとロフトを上下に繋ぐキャットタワーとタンスの上。後は日中部屋から出してあげてリビングルームに行き来する生活が一ヶ月ほど続きました。
子猫達は大きくなって来て、心配をする母親のドロシーを尻目にどんどんレイラの領域に侵入。その度にドロシーがレイラに「子供達になんかしたら承知しないからね!」と。
子供達の天真爛漫な行動に対し徐々に乳母と化していくレイラw こんなことの繰り返しでレイラは遂にドロシーの絶大な信頼を勝ち得ました。
上の写真は、それを証明するもの。写真にはドロシーの姿はありません。レイラと子猫2匹と何故か"元祖"保父のける吉さん。ちょっと心折れた夜の、寝る前の素敵な光景を写真に収めることができました。
レイラ、来てくれてありがとう。
文句一つも言わずに、信頼関係を見事に築きあげてくれたことに感謝。
そして、レイラの同居を受け入れてくれたドロシーにも感謝です♪
6月はキャット・ショーにも参加してきました。
はじめてのショー体験。
ショーに行く前に、ヒートが来て、自慢のコートも大分抜け落ちてしまいました…大人になってからの初参加は会場になれることから始まり、ジャッジに触られ…となかなか大変な事づくめの感もありましたが良く頑張ってくれたと思います。
泊まりがけでのショーにも参加してきました。
わが家にはない和室、畳の生活も少しだけ経験して来ました。
和室での”お作法”も体得したようです。
ロフト中心の生活から解放されて、私と二人っきりで過ごした一晩。
楽しい思い出になっていればと思います。
一年もの長きに渡り、準備をしてくれた大事な友ジャンにあらためて感謝します。
この不思議な魅力を持つ子が、わが家の新しい歴史を作ってくれることを切に願って。
Welcome Layla, welcome home!