ポポキラニは、埼玉県狭山市にある小さなメインクーンのキャッテリーです。2008年からブリードを始め、同年9月から主にTICAアジアのショーに参加しています。


Cattery POPOKILANI is a small Mainecoon cattery located in Sayama-shi, Saitama prefecture, which is quite famous by "Green Tea" field, about one hour far from Tokyo. Our cattery just started from April, year 2008. And started attending TICA Asia Region from Sep. 2008.

Sunday, May 26, 2019

Farewell my little giant! / さよなら、アルフォンス



ポポキラニ・アルフォンス、永眠しました。
03/11/2008 - 05/13/2019


アルは我々にショーの色々なことを教えてくれた最初の猫です。
初めて彼を出したショーナン・キャットクラブのショーで予想外の好成績を収めたことで我々は舞い上がってしまいキツンクラス(子猫部門)に連続して出陳するようになりました。

新幹線で初めて九州に遠征したのも彼と一緒でしたし初めて名古屋にも行きました。

キツンではRW(リージョナルウィナー/年間25位の子猫)になりましたがキツンで勝っていてもチャンピオンシップで勝てるわけではないということを教わったのも彼をショーに出したからです。

引退後は男の子たちが険悪な雰囲気になるとアルが間に入って仲裁してくれました。アインの最初の友達になったのもアルでした。

人間がお風呂に入ると真っ先に駆けつけてお風呂のお湯を飲むのが好きでした。

アルは荼毘に付され18日に再びわが家に戻ってきました。







取り急ぎ、ご報告申し上げます。

えんどうやすゆき・由加里




Monday, May 6, 2019

Retirement of Satsuma / さつまの引退報告


わが家のスーパー母さんことさつま、昨日現役を引退しました。
彼女が現役時代に得たTICAでのタイトルは、GRC(グランド・チャンピオン)とOD(アウト・スタンディング・ダム)というものでした。(ODはグランドチャンピオンのタイトルを持つ子を5頭以上産んだ母猫に与えられるタイトルです)

さつまの引退を決めてからは、正直複雑な思いの日々でした…

ショーは嫌いだったけど、子育ては彼女の生きがいようでした。5回母となり、子供達は全員それぞれの終生の家族と巡り会うことができました。わが家にも、最後のリッターからふたりの女の子が残っています。

さつまは、ODのタイトルを5匹の子供達で受領しましたが、その後に2回出産し、その子達もまたショーで活躍してくれました。昨年の8月に生まれた4匹の子達のひとりは、ブリーダーのCanonさんの所に嫁ぎ、キツンクラスでアジアランキングに入賞。また2匹はチャンピオンシップにデビューして、母と同じタイトルを取得しました。 引退にあたっての餞としては、最高の思い出の一つとなる出来事でした。

昨日さつまを獣医に連れて行く時、車が嫌いで泣いているさつまに対し、かける言葉が見つかりませんでした。健康診断や予防接種に行くのとは違う理由。 避妊すれば、もっと自由な生活が待っている…  そんな言葉が頭に浮かぶものの、今だって自由に暮らしているさつまには何の説得力もないなと…(わが家はもともとケージ外ではない上に、彼女が入れない部屋は、男の子が居る一部屋のみ)”子育て命!”のさつまから子供を産み育てる権利を取り上げることに、どうしようもな罪悪感を持っての獣医訪問でした。それでも、それを押し切っての引退。彼女が120%の力を注いで育てた子供達の中にはブリーダーさんの所に行った子もいます。引退の時期を決め、実行した以上、さつまを受け継いでいる子供達を次世代に繋いで行くことが次の目標なのだと思います。

さつま、アルバート、でかたす(後の珠美嬢)の両親、その又親… 代々地を繋いでいったブリーダーさん達に改めて感謝します。先達の努力が無ければ彼らは生まれて来ることはありませんでした。

駄文となってしまいましたが、さつまのことを長年見守って下さった皆様への近況報告とさせていただきます。

さつまの術後の経過は順調ですが、ちょっと切ない気持ちになっているようです… ゆっくり休めば、又元気なさつまに戻ると思います。


One of our proud queen, Satsuma, finally retired from our breeding program yesterday.  She is a TICA GRC and is an outstanding Dam.

It is really a sentimental issue that she is now a spay... so many memories to remember about her...

She did not like the show but really loved to raise her offspring and delivered 5 litters.  All the kittens now are placed to their forever loving home and we kept 2 girls for ourselves from her final litter which was born last October.

She earned her OD title by her 5 kittens, but later she produced 2 more litters and some became SGC, QGC and more. Even a girl from her final litter became RW 12th Kitten of 2018-2019. Her last girls made a debut to TICA Show and 2 became GRC. One was "One Show Grand".

Was really a “icing on a cake” for Satsuma's retirement.

When we were taking her to vet yesterday, she was crying as usual and I could not say anything like I always say.
The visit to the vet was unusual and totally different. I could not say “ you are going to be totally free and happy” etc.  Because only place she could not visit was boy’s room. She was free for other places, never kept in a cage (we do not have cage anyway) and she only was in season once a year.  And most of all, she loved every litter she produced. She was a more than 100% mom. Now it is our mission to carry on her DNA with in the new generation. Some of her kittens has moved to breeders whom are having wonderful offsprings.

And I also thank for all the breeders who made it happen. Without the senior breeders effort, Satsuma, Albert and aka Dekatus were never born. Thanks to Satsuma’s parents breeders and more old generation’s breeders.

Just wanted to share Satsuma’s retirement and how she is doing now.
She will keep being with us... unless she finds another best place for her... ( which I believe it will be very difficult)

So sorry to see a depressed girl but sure her to overcome and live happily again.

Sunday, May 5, 2019

Heisei Period's last TICA Show / 平成最後のTICAのショー


4月28日に、ACTのキャットショーに参加してきました。
このショーは、TICAの2018ー2019年のシーズン最後のショーであり、かつ平成最後に開催されたものです。
そして、わが家の姉妹にとっては、TICAのチャンピオンクラスでのデビュー戦となりました。

ブラウンの女の子が正式名ダイアナ(仮名:うすたす)、ブラウンクラシックトービーがドミノ。 さつまの最後の子供達のふたりです。

ショーへの参加は今回が2回目。前回はキツンクラスで一回参加下のみで、どうなることやら…と期待と不安が入り混じるスタートとなりました。

ジャッジは全員外人で、アメリカからJim & Donna Armel夫妻、オーストリアからはKurt Vlach氏、そしてイギリスからNicki Fenwick - Raven女史。リング数は全部で8リングでした。

今回のメインクーンの出陳頭数は全部で3頭。わが家の女子組と、今は新潟に住むガイア君。 尚、ガイアは、ダイアナとドミノの従兄弟に当たります。



Jimジャッジのリングで、審査を受けるダイアナ。
数ヶ月ぶりのショートは思えないほど、のびのびとしていました。




こちらはDonnaジャッジのリングで審査を受けるガイア。 アイリスとジェイクの息子です。同じ兄弟姉妹にチャールズとシンガポールに行ったイライザがいます。

TICAへのショーデビューは今年の一月。
このショーが4回目の参加でした。前回の3月のショーの時にベンチでわが家のディビッドと隣同士で鉢合わせしてしまい、最後の4リングを棄権、そのためにも今回のショーでSGCnoタイトルを確定させたかったのですが、今度は”上越新幹線が停電”のため立ち往生という事態に遭遇!午後の部からの参加となってしまいました。




Nickiジャッジの審査を受けるドミノ。
どのリングでも優しく扱われて、すぐにリラックスしてくれました。


Donnaジャッジのファイナルでのドミノ。
”手の大きい子”とか、いっぱい褒めていただきました。





ダイアナは、無事にチャンピオンのタイトルを獲得することができました♪


そしてドミノは、ワンショー・グランドチャンピオンとなりました。

ダイアナもドミノも、2018−2019年度のショーレースには絡まずの年となりましたが、その分姉妹の一人であるアンジー嬢が素晴らしい成績を残してくれました。

余談ですが、アンジー嬢は5月3、4日に幕張で開催されたPet博内でのECCのショーでグランドチャンピオンとなりました。

今回の主役であるはずだったガイアのSGCのタイトルは年度を持ち越して6月となる予定です。 いつも何が起きるかわからない… ちょっぴり悔しい気もしますが、もう一回余計に会えるのはそれはそれで嬉しいことでもあります。

ACTのクラブの皆様、楽しいショーをありがとうございました。
ジャッジの方々の海外からの招聘等、大変だったと思いますが素晴らしい時間を共有できました。感謝です。



もうすでに2019−2020年度のショーシーズンも開幕しました。
今年はどんな流れになるのか…

2018−2019年度の総決算は、TICAの公式な成績発表が行われた後に報告させていただくつもりです。




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