ポポキラニは、埼玉県狭山市にある小さなメインクーンのキャッテリーです。2008年からブリードを始め、同年9月から主にTICAアジアのショーに参加しています。


Cattery POPOKILANI is a small Mainecoon cattery located in Sayama-shi, Saitama prefecture, which is quite famous by "Green Tea" field, about one hour far from Tokyo. Our cattery just started from April, year 2008. And started attending TICA Asia Region from Sep. 2008.

Sunday, September 24, 2023

Judith by Janette Square / ジュディスのインタルジア


9月の初旬にアメリカ・ワシントン州のシアトルに行って来ました。
目的は、すべて猫がらみ。
TICAのジャッジである土居 良子氏がアメリカのTICAのアニュアルショーでジャッジをするのに便乗しての旅行でした。
コロナ禍で長年会えなかった友達に会うこと、わが家で生まれたさくらをあアルゼンチンに連れて行ってもらうためにアメリカで受け渡しすること。 そして、ジュディスのインタルジアの作品を連れて帰ること…
ブログの記事としては順番が前後してしまいますが、今回は構想の長さでは一番時間を要したジュディスに関して書きたいと思います。

インタルジア:象牙・螺鈿 (らでん) ・べっこう・金属などを木にはめこんで具体的な絵や幾何学的な図柄を表した美術品。寄木象眼細工

ジュディス:プロショット


時間を遡ること7年以上前に、アメリカの知人の家でJanette Square女史の様々な種類のきで作成されたメインクーンの壁掛けを見たことが始まりでした。
目にした作品のタイトルには”Playful Maine Coon"
と言うタイトルが付いていました。
書作権の関係があるので、写真の代わりにリンクを貼ります:http://www.square-designs.com/
またその後に行ったアメリカのショーの会場にも彼女の作品を展示販売しているブースがあり、その時には小さな猫の壁飾りを買って帰りました。
日々その作品を眺めているうちに、「いつかJanetteにわが家の猫の誰かを製作して欲しい…」と夢想するようになっていました。
そんな想いを抱きつつ、なかなか一本のメールを書く勇気がないままに気が付けば7年経っていました。
そしてやっと重い腰を上げて、製作依頼のメールを出したのが2年ほど前。その時は、ちょうど女史の新しい本の出版準備と重なり、縁を繋ぐことができませんでした。
そして、完全に諦めていた半年後に「出版の方も一段落したが、まだオーダーする気はあるか?」との連絡をいただきましt。まさに青天の霹靂、天にも昇る気持ちでした(笑


モデル猫はジュディス、と決めていたので、まずは解像度の高い写真を撮影者の山崎哲・裕子夫妻に依頼し、Janette女史に転送。
製作の途中経過と作品の状態の説明と修正が必要かどうかの確認の丁寧なメールを何回もいただきました。
受け渡しの日程は、女史とわたしのスケジュールが合わず… 何と10年前に武士道がロスアンジエルス経由でアルゼンチンに婿入りする時に参加したショーで、隣の席で相方を色々と助けてくれたアメリカのメインクーンのブリーダーのヴァレリー・ホートン女史が預かってショー会場まで運んできてくれました。
上の箱に入って写真は、シアトルから無事に連れて帰って来て車から箱を降ろした時に撮りました。
シアトルで、何度開梱しようと思ったことか!元に戻す自信がなく、飛行機での10時間の移動中に傷ついたらと思い、じっとガマンし続けて連れて帰りました。


箱から取り出して、家の壁にそっと立てかけての一枚。
もう、言葉が出ませんでした… やっと言えたのが「お帰り、ジュディス」だけ。
高さは、一番大きいスーツケースサイズ。


作品の裏面には、作品名や使用した木の種類、製作者のサインなどお情報。
壁掛け用にフックも付いています。


午後の日を浴びて、より立体的な表情を見せてくれる素晴らしい作品です。
もちろん、外に置くものではないのですが、部屋の中に入れる前に、わが家の景色を見せたくて、デッキで撮影を敢行。
メインクーンは、もともとはBarn Cat(家畜小屋に居ついている猫)との呼び名もあったようですから、わが家のレンガの壁にも似合っている気がしますw



たくさんの子達の母となり、その足跡を今に残してくれたジュディス。
猫生としては10歳を迎えることはできませんでしたが、亡くなってから4年後に再度ちがう姿となってわが家に現れてくれました。

作家のJanette Suquare 女史、そして10年前も今も変わらず優しいメインクーンブリーダーのValerie Hortonにいっぱいの感謝を込めて。

お帰り、ジュディス!

ジュディスのアルバム:幼少期 

Sunday, August 27, 2023

TICA 2022-2023 Award Party


8月20日は帝国ホテルにてTICAの2022−2023年度の一年間のショーでに参加したベスト25の猫たちの表彰式が行われました。

コロナ禍で自粛をしていたキャットショーが復活を遂げた一年。オーナーさんと猫たちの二人6脚の思い出を祝う一日。

TICA Asia East Regional Party was held on Aug. 20th at Imperial Hotel in Tokyo. The owner, breeder, friends and the people related to the top 25 felines of each class has gathered to celebrate and talk about lots of memories they share.

Because of the Covid pandemic, Asia East Region did not have show for couple of years, this time’s party was really a reunion gathering.




開会の挨拶を述べる田崎ディレクター。

Director Hisae Tasaki doing the opening talk.




わが家から参加していたTICA RW SGC Popokillani Spike。思い出深い受賞です。
ショーを引退した後にドミノとの間に7頭の素晴らしい子供たちを残してくれました。
今年は、その子達がショーに参加しています。

Our Popokilani Spike revived RW title again and also SGC. His show career was not that long but luckily had a chance to earn the titles. 
Thinking back the days with him, so many things flashes back. We had really good times and also bad times…
After retiring the show he became a father of very gorgeous offsprings, 7 babies with Domino. 
Some of the kittens moved to the breeder and we kept some for our own and now they are attending the TICA shows. Hope Spike feeling  proud about it..


スパイク(通称大ちゃん)は子猫の時にもショーに参加。キツンクラスと成猫になってのチャンピオンクラスで二回RWのタイトルを獲得。ショーに参加した思い出は、かけがえのないものとなりました。



そして、大ちゃんと一緒に子猫の時からショーに参加していたトラビス(通称とら)。こちらもキツンクラスとチャンピオンクラスで二回のRWを獲得。大ちゃんより少し早くショーの世界から引退しました。
とらさんのタイトルはTICA RW QGC Travis。ソリッド(単色)の面白さ、不思議さをいっぱい教えてくれたかけがえのない子です。





わが家から熊本にお婿に行った家康君も入賞!
ベストキャット23位に入賞しました。産婆としても嬉しい限りです!



貝塚ジャッジ(左)から記念のロゼッタを受賞した家康君のオーナーさん。



左から家康君の人間のお兄ちゃん、ママとなNAGキャットクラブの中村会長。


家康君の新旧ママ同士で記念撮影い(照れ)。わたしは、家康君の実母であるドミノの代理という事で...




たくさんのプレゼントをいただきました。
本当にありがとうございます。
恒例の、”邪魔をされながらの写真”。プレゼントは、お留守番組にとっても毎度の楽しみのようです。
お留守番組が支えてくれているから、ショーに参加できる、毎回のことながら感謝。
一年間、本当にありがとう。



Sunday, July 23, 2023

Ms. Little Typhoon Part 3 / 台風ガールこかげちゃん Part 3

 
またまた気が付けば二ヶ月以上更新をサボっていました^^;
5月、6月、7月とぽつぽつとショーに参加したりして、年相応に元気にはしていましたが、何をするにも「よっこらしょ…」の掛け声が必要になっている今日この頃。休みの日は基本的には”行事は1日につき一つ”などと超個人的なルールを決めていたら日々があっという間に過ぎていました。

そんな中、こかげちゃんのお家から彼女の元気なお便りが届きました。
6月に元気に2歳を迎えた姿を、またもやわが家だけで一ヶ月以上抱え込んでしまっておりました。

2歳になったこかげちゃん、パパのジェイク氏にも良く似てきました! ハンサム女子、どうやら子分さんが出来て相変わらずの台風ガールぶりのようですw

良かったら、以前の姿と比べてみてください:
こかげちゃんの台風日記 パート1
こかげちゃんの台風日記 パート2

Again, already 2 months has passed. We are doing fine but every things needs to take time and more energy now days, I think this is what is called "getting old". We were participating some TICA shows and for weekdays, we still are working...  Well this is just an excuse not updating our website... 

Kokage's family sent us a wonderful photos and letters about her now days. Yes she is doing fine and enjoying her life with her new younger brother. She became 2 years old on this June and now looks like more to her dad Jake! She is turning to a handsome lady!

You can compare her from the below link:
Ms. Little Typhoon Part 1
Ms. Little Typhoon Part 2

こかげちゃん(イギーちゃん)をお迎えさせていただいた、Fです。

こかげちゃん、先月2歳になりました。
毎日大変元気に暴れています。

体重は5.6kg、長く柔らかく密度が高いすばらしい被毛です。太陽を浴びると、金色の麦畑のように輝いています。毎日コーミングをしないとすぐに毛玉になってしまいます。
食欲・排せつ・元気、すべて大変健康です。
食欲旺盛で、ドライフード(ロイヤルカナン フィット、セイバーエクシジェント)、ウェットフード(国産またはグレインフリー各種)をもりもりと食べています。ウェットフードは他の子のものをよく横取りしています。横からお皿に手を入れてすくい、器用に食べていて感心します。

縁あって、昨年12月にこかげちゃんより1歳下のターキッシュバンの男の子をお迎えしました。
こかげちゃんはあっという間に彼に上下関係と猫社会のしきたりを体で教え、すっかり手下にしてしまいました。彼はいつもこかげちゃんの後ろを追いかけています。

Hi, this is F, Kokage's (aka Iggy) mom.
Kokage became 2 years old last month. 
She is having fun with high tension everyday.

Now she weighs 5.6kg, her coat is long and soft and is really gorgeous. Under the sun, it looks gold and is shining just like the wheat field. So everyday combing is a must or it will easily be matted.

Eating, excretion, energy... every things are really fine.
Loves to eat dry food and wet food. And about wet food, she sneaks other members. by using her hands. It is really amazing to see her use her hands so naturally.

Last Dec. we welcomed a Turkish Van boy, a year younger than Kokage. She taught him the hierarchy and the rules of the Feline World, she taught those by her body (* think fist and kicks...) and easily made him obey her as his boss. Now he is always following her!  


戦いごっごが大好きです。
動画がないのが残念ですが、こかげちゃんはフライングボディアタックが得意なようで、油断して寝ている他の猫たちに、たびたびかましております。

朝はいつも他の猫たちと本気の追いかけっこをしています。
寝ている私たちをまったく気にせず踏みつけ疾走している姿は、野生のチーターのようです。

Kokag's favorite seems to be fighting games.  
Sorry not having any video, her best is "Flying Body Attack" and doing that and disturbing other member's "Beauty Sleep".

In the morning times, she is doing the tag game (chase and run) She does not care about sleeping humans, just run over us and really looks like Cheetah. 


夜は「るぅっるぅっ」と鳴きながら私たちの布団に入ってきます。揉んだり舐めたりすると、飽きてすぐに遊びに行ってしまいます。
「こかげちゃん」と呼ぶと「キュルルキュルル」とかわいくお返事しながら走ってきます。
先住猫たちとも、とても仲良しです。フレンドリーで物おじしない性格が、みんなに受け入れられているようです。
最近、内弁慶になってきたようで、お客様が来ると隠れてしまいます。少し大人になってきたのでしょうか。 
こんなにかわいい子をお迎えさせていただき、本当にありがとうございます。こかげちゃんと一緒で、とても幸せな毎日を過ごしております。

In the night time, she comes to our bed talking " Ruuru, Rurru" and makes some biscuits and /or sniffs/licks the covers and when she is finished she goes away.

When we call her name, she comes running towards us with her sweet answer "Ururuu, uruuu".
She is really friendly to other members. I think her sweet and gentle and a heart with no fear really attracting the others.
As she grew up, may be she became a bit timid. She hides whenever we have guest to our house.

We are really happy having her as out family member. We all are having a happy day together.
 

お転婆お嬢さんぶりは2歳になっても変わらないようです。こかげちゃんは、わが家にいた時からいつも何でも楽しい事にしてしまう天分があったと思います。 金色の台風の目、ガールからレディになっても健在! 新しい一年も幸せのつむじ風が吹き荒れそうです!

F様、幸せで楽しくなるお便りありがとうございます。
こっちゃん、子分君や皆様によろしく。

Tomboy girl is still on her way. She was like this when she was with us and I think this is a great gift she got, a talent to make every issue to fun things. Golden typhoon girl, be as you even you are tuning to a lady from a girl!   

F's, please send our kisses to Kokage, her young brother and all the members of yours.

Thank you.

 

Friday, May 5, 2023

Good luck Mr. Laurence / クキの巣立ち

クキこと正式名ローレンス、本日わが家遠巣立ちました。

すらっとした筋肉質のボディに、大きな耳、大きな目、そして長いシッポ。10年ぶりに生まれた黒猫団のひとり。

猫にとってはどうでも良いことではありますが、キャットショーにも堂々とさんかできると思える美男子さんです。が、シッポの途中が“クキ”となっていて、ショーに参加させることは諦めた子でもあります。

Aka Kuki, TICA registered name “Laurence” moved to his forever loving home this afternoon.

He is a very handsome guy, nice boning long and substantial body, beautiful tail and has a beautiful eyes. Yes to our eyes, he is a kind of show cat. But unfortunately his tail was kinked. It does nothing to do with his health but for so we did not have a chance to show him. May be was good for him that he could escape from the grooming session.


クキと言う幼名はこのシッポの状態が由来です。
ハンサムだけど、ひょうきんで、猫や人間の心の中にスッと入り込んで来る子です。

新しいお家は、ハーブ🌿の家族の所。 まだ2歳と若く(明日がが2歳のお誕生日)、遊ぶことにも全力投球できる年頃。同じ2歳のノルウェージャンの男の子は、仲良くさせていただいているブリーダーさん出身の男の子。偶然といえどもやはり世の中狭いようです。

獣医さんに行く以外、出かけたことのないクキは、道中のキャリーの中で可哀想によだれダラダラで。 移動慣れしていない分辛かったと思いますが、新しい環境にはすぐに慣れてくれるかと思います。

新しいご家族が見つかるまでの2年、彼にとって長かったのか、短かったのか…

Kuki has seemlier meaning like “snap”. When he was born, 4 of three was black solid and because of his tail it was really to find out him.

He is a really easygoing type boy and really easily gets in to one’s heart. Also very unique and charming. 

His new family is the one whom are living with our Herb and a Norwegian boy who came from my friend’s cattery. 

Laurence was really an indoor cat. His traveling experience was only a couple times of visiting the vet. So today was his first long drive. I think it was a tough time. He was drooling all the way…  Was so sorry about that.

Almost it took 2 years to wet his new own family. We really enjoyed his growth those years. Hope him also feeling the same.


昨日、お引越しが決まってから撮ったクキ中心の写真。
黒い兄貴が改めて”良い男"だなとひとり感慨に耽ってしまいました。
産婆バカな目線ではありますが、彼の周りに寄り添う子猫たちの顔が安心と信頼に満ちているように見えてしまいます。

The photos are the ones I took yesterday after the visit of his new family. Watching these I really felt this big black boy is the one that is adored by the kittens. 


他のオトナ猫の一部みたいに教育的指導(?)とかの名目でペシペシしたりしないし、気が向けば本気で遊んでくれるし、ということなのでしょうか?
そう言えばわが家でKY王子と言われているロイドに説教や文句をたれている姿も見たことが無かった!(うざいと思ったら近寄らないようにしていただけかもしれませんがw)

真っ黒だからわかりにくいけど、大きな目のハンサムな黒騎士は本日無事に巣立ちました。
このままわが家に居座り続けるのかと思っていましたが、縁とは不思議なもの。
元気で素敵な猫生を過ごしてね。
あいしてるよ、今までもこれからも。

He never slaps the kittens like some other ones.
Plays with them (when ever he is in the mood) a lot.

He ha big eyes which is not so easy to see because he is black.  Best to the Black Knight of ours! Your new chapter has just begun. 
Live you fun and long life. We love you now and forever.
Good luck Mr. Laurence!









Sunday, April 2, 2023

Graduation of aka Shiro / シロウ君卒業!

ドミノとスパイク(大ちゃん)の7匹の子供達のひとり、仮名シロウ君が水曜日にわが家を無事に巣立ちました。

食べるのが好きで、一見細く見える身体は筋肉の塊のようで重い男の子。いわゆる、細マッチョ君♪


グリグリの目をいつもキラキラさせていたずらの種を探して右往左往。
そんな毎日を過ごしていたシロウ君が一番初めにわが家を後にしました。


寝子(猫)と言うだけあって良く寝る子で、静かだなと思うと爆睡していました。


新しい名前は“エンボイ”君❣️

オーナーさんが教えてくださった名前の意味は: 「遠藤家から来たボーイ」とのこと。すごくほっこりした気持ちになりました♪

通称ボイ君は初日は多少寂しかったようですが、2日目からはご家族の末っ子としてたくさん遊んで、たくさん寝て、快食、快便、とのこと。

4kgを超えて、元気に成長中。立派なジェントル・ジャイアントにな〜れ!

k家の皆さま、この度はご縁をいただきありがとうございました。

ボイ君を末永く、よろしくお願いします。




Saturday, April 1, 2023

Popokilani Domino's 4th Litter


DOB: 11/02/2022 (Photos taken at age of 3 months old)

whole litter visited Hiroko and Tetsu Yamazaki's home studio.

父:TICA RW SGC ポポキラニ スパイク/ Sire: TICA RW SGC Popokilani Spike¥
母:TICA QGC ポポキラニ ドミノ/ Dam: TICA QGC Popokilani Domino


aka Taro(Jonathan): Red Classic Tabby boy




Lloyd : Brown Classic Tabby boy




aka Mittchan: Red Classic girl




Anya : Black Tortie (of course) girl




aka Jiro: Red Classic Tabby boy




aka Yoru : Black Solid Girl





Enboy (aka Shiro) : Red Classic Boy



 Again group shots!

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